2013年3月21日木曜日

イタリアのパン研究


今日は久しぶりにすっきりと晴れた一日でした!
pm2.5も今日は少ない予報だったので、洗濯物も外に干しました。
そしたら気持ちよく乾く乾く!
ああ、これだよなぁ。太陽はありがたい。
桜もどんどん咲きます。
咲きだしたら本当に早いですね。

作りました。
昨日作ろうかな・・と思っていた「イタリア、ウンブリア地方の塩なしパン」です。
 目指すはこんな感じ♪

配合はまさにシンプルです。
 薄力粉500グラムに、、、\(◎o◎)/!
薄力粉ですよ。普通はパンは強力粉なのに。。。これはどういう意味なのかな?
グルテンが弱くてもパンらしくなるのかしら?

とにかくその薄力粉にドライイースト5g、それに水を300cc加えて、ざっと混ぜてから、手で5分くらいこねていきます。
5分くらいなら、こねるのもなんてことありません。でも、これでパンできるのかな?
 だんだんまとまって、つややかなしっとりした生地になってきます。

 ラップをして室温に5時間置いて、一次発酵させます。

 5時間後。。。
こんなになりました。
ガス抜きして、四角く形を整えて、キャンパスのうえで二次発酵に入ります。
 これも室温で、1時間です。

 1時間のうちに、またなにげに膨らんだ生地を天板にのせて焼いていきます!
焼き時間も長いです。
220度で30分、170度に下げてさらに20分。

 でも、なんだか焼きあがりの色が薄かったので、さらに10分追加して焼いたけど、結局こんな感じで10分前とそんなに変わらなかったです。
本だときつね色にきれいに焼けてたんだけどなぁ。何が違うのかな?

 じゃじゃん!
ちゃんとパンになってる!!!
ちょっと感動です♪
生地を練るのもけっこういい加減だったし、発酵も温度や湿度をまったく気にせず室温で放置だし、、こんなに気楽にパンって作れるんだって感じです!
パンって、『パン、焼くぞ~!』と気合を入れてちょっと非日常的な心持ちで焼いていますが、これはほんと自然体でむかえるパンでした。
いつもは発酵も温度は38度くらい、湿度も保って。。とか注意して作っていますが、こんなに気楽にできるのなら、毎日炊飯器でお米を炊くのと変わらないくらい、気負わず焼けそうです。これが主婦が家で焼く主食となるパンなのかなと思いました。

 外側はカリッとハード、中はもっちりしています。
味は確かに粉と水とイーストだけだから、酒粕のような、ほのかに自然な甘みがあるっていう感じです。
薄くスライスして、かるくトーストしました。トーストすると、かなり外側がガリガリします。あごが強くなりそうです!

 トマトやチーズ、キノコのオイル漬け、ナスなどのトマト煮を乗せて食べました!
おかずと一緒に食べて美味しいパンです。
まさに日本の白ご飯といっしょの感覚かな。それ自体も美味しいけど、おかずとあわさると美味しさ倍増!みたいな!
こういうシンプルなパンは小麦粉が決めてなんでしょうね。イタリアの薄力粉で作るとまた味や質感が違うんでしょうね。。現地で食べてみたい。
今日は九州産の小麦粉で作ったから、ウンブリア風、九州の塩なしパンってことになるのかな?

今度はこれにちょっと塩を入れて焼いてみようと思います。
そしたらパン自体に旨みがプラスされて、さらに美味しくなるのではないかと。。。ちょっと実験してみますね!
そして、上にのせて食べるレバーペーストとかも作ったらいいでしょうね♪
プチイタリア気分。

今朝のマロン。。。

 実家のバーニーズマウンテンドッグのマロン、エースが春の恋の季節を迎えてうわっついているのが気に入りません。
「おい、ここでちょろちょろするんじゃないぞ。わかってんな。僕の妹、ラブにちょっとでも色目つかってみろ、ただじゃおかないからな!!!」

 「は・・・はい。わかってます。」

 「ほんとにわかってんだな!」

「は・・・はい~~~。」

 ぼくって、妹思いなんだ!!!

うん。。。血はつながってないけど、ラブは大事な家族だもんね!

青い空!緑の草原!黒い動物!

新芽を食べるロビン!かわいいです!!!
草食動物のようにむしゃむしゃ食べます!

4 件のコメント:

  1. nz maman2013年3月24日 0:14

    こんばんは。最近はレシピ分量があるのでうれしいです。何回も決心してお菓子やパンを習いましたけど性格ですね~きちんと量る・・・がだめなのかなぁ。塩パン久しぶりに挑戦してみよっかな。

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  2. nz mamanさま♪

    この塩パンは、かなりワイルドなパンです~!これ単体では、そこまで惹かれる味ではないんですが、昔からどんな味なんだろうと思っていた、、例えば「母を訪ねて三千里」のマルコが一人さすらって歩く草原の中にぽつりと家があって、煙突から煙が一本のぼっていて、その家の中で食事している家族。。。そんな彼らが食べてた平たく丸くて堅そうながっつりしたパン・・・きっとこんな塩パンだったのではないかと、想像して食べると楽しかったです。(*^_^*)

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  3. nz maman2013年3月24日 13:06

    はい、わかる!! くまのぷーさんだったか、大草原の小さな家だったか、お料理の本に、当時そのままのレシピなので、今の味覚からすると必ずしも美味しいと言うわけではないと説明がありましたよ。NHK番組のアンのお茶会再現では、当時はまだベーキングパウダーがなかったので・・という解説も聞いたことあります。そんなお話は知ると楽しいですね。

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  4. nz mamanさま♪

    そういうの、楽しいですよね~!!!嬉しい!まさにそんな感じです♪
    今も昔も、お話の中も現実の世界も、なにか心に留まる美味しそうなもの。。。興味津々です!!!

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