シーズン中、2度くらいはしないと煙突が煤で詰まってきてストーブが燃えにくくなってきます。
今日は春のような暖かい日でした。
今日せねばっ!!来週はかなりすごい寒波が来るらしいし・・・!
煙突を分解して、外で煤を落とします。
煙突掃除用具です。
ワイヤーブラシさまさまです。
ゴシゴシ!
かなり詰まっていました。
また煙突を組み立てます。
ロミオ!ありがとう!!!
じゃなかった。主人でした。
「スパッツァカミーノ」ってわかりますか?
「煙突掃除!」っていうイタリア語です。
ロミオの青い空っていうアニメで知ったんですけどね(●^o^●)
それは煙突掃除の少年達の友情を描いた不朽の名作!けなげに生きる秘密結社(黒い兄弟)の仲間達の波乱万丈の物語。
約150年前のスイスの山奥の貧しい農家に生まれたロミオことジョルジュ。優しい家族や友達に囲まれ元気いっぱい。ところが、厳しい日照りの年、どこにもお金がなくなってロミオが人買いに売られることに。そしてその先にはもっとおそろしいことが待っていたのです・・・スイスで昔実際にあった少年達の売買を題材に愛と友情と描いた名作なのです!
「ロミオと青い空」っていう題名は思い出せなかったのですが、少年たちが叫んでいた「スパッツァカミーノ!」っていう言葉は覚えてました!
人買いって、、、すごい言葉ですね。
でも、実際あったことなんですね。あってはならぬこと・・・ですよね。
梅の木の斜面に一区画、水仙の球根を植えたところがあります。
そこが草だらけになっていて、数日前からSさんが草取りをしてくれました。今日すっかりきれいになりました。そうしたら、たくさん小さな芽が出ているのがわかりました。
これからどんな花が咲くのかは咲いてからのお楽しみです。
今日、お借りした本です。
佐野洋子さんの追悼本です。
「100万回生きたねこ」という有名な、あまりにも有名な絵本の作者である佐野洋子さん。
おととしの11月に亡くなられていました。
・・・・・私、知らなかった。
亡くなられてたんですね。
知らなかった。ぼーっとしてたのか、、今まで、自分。
でも、私が知っている佐野さんは、この絵本だけで、あとの佐野さんは知らなかったのです。
今日、この本をSさんからお借りして、まだ少ししか読んでないのですが、少ししか読んでないんだけど、すごい衝撃を受けて、なんでこの人のことを今まで意識してなかったんだろう・・・と自分で自分を不思議に思うくらい、、、残念な、、、亡くなってから知るなんて、、、でも、亡くなられても、文章は読める。
いろんな方が佐野さんについて文章を書いておられて、それを読んだら、ますます今になって佐野さんに興味が湧いて来ました。
伊藤比呂美さんが書かれていた、佐野さんの書かれた「死ぬ気まんまん」の最後の三行。
死なない人はいない。
そして死んでも許せない人など誰もいない。
そして世界はだんだん寂しくなる。
佐野さん、死ぬ気まんまんって言葉もすごいですね。そして、そのみっつの言葉。
ああ、、なんだろう、、、こんなに淡々として、でも、きゅーっとくるのは、、、。
佐野さんの元夫である谷川俊太郎さんと、佐野さんの一人息子である現在絵本作家の広瀬弦さんの対談もおもしろかったです。
こんなに余韻を周りの残す人生ってすごいなーと思います。
いろんな人の中に、いろんな印象を残して、亡くなって実体はなくなるけれど、こんなふうに、私のようにご本人が亡くなってから影響を受ける人が、これからもたくさんあるってことは、、すごいことですね。
あー・・・今も読んでいて、佐野さんの書かれている文章のなかに、青山のラジオというバーのことがありました。それは私が以前勤めていた南青山の会社から歩いて5秒のところにあり、ずっと気になりつつも、、、年端もいかないその当時の私には、、足を踏み入れることもできず、、、そんなお店でありましたが、
そこで作られたボールペンがすごく素敵で佐野さんの愛用の品だったようですが、、でも、もう、そのラジオというお店もなくなったらしいです。
こないだ読んだ村上春樹さんの本にもラジオのことはでてきて、このお店のこのカクテルは飲まないでどうする・・みたいな感じだったけど、、、もうなくなってしまったんですね。
やっぱり、、、人生にはタイミングというものがありますね。
私には、そのお店に入るための、なにかが、足りなかったんだろうな。
そんなことが、、、たくさんあるのだろう。
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