S・シュラブ系
ロサ・ジェネロサシリーズ
アプリコットピンク~クリーム色
繰り返し咲き ロゼット咲き
ライトグリーンの幅広の葉を広げ、花は房になって咲く。
こちらは名前がわからないのですが・・・とっても好きなバラです。
蓮の花のような・・・ふわりとした花びら・・・
なんだか心休まる風景です。みつめていると時間が止まる感覚があります。
アンネ
1960年 ベルギー作出
フロリバンダ系
第二次世界大戦時、運命に翻弄されながらも強く生きたアンネフランクに捧げられたバラ。
刻々と変わる色合いに心奪われます。
パット・オースチンと仲間たち
毎日、見ていて気持ちがなごみます。
最近、図書館で借りた本、その1
トラットリーアの定番料理
小林孝司 著書
うちの町にもやっと図書館が10月から開館しましたので、、、先日やっと行ってきました。
でも、お店5時で終わってから、6時からのサッカーの練習に子供を送りながらの来館だったので、、、まったく時間がなくって、閉館15分前に飛びこんで、貸出カードをつくってもらって、借りる本を探して・・・落ち着いてもっとゆっくり行きたい!!とせわしい時間の中でしみじみ思いました(T_T)
でも、けっこうおもしろい本を借りられたのでよかったです!
この本もおもしろかった。
トラットリアを経営する料理人である小林氏がお料理のレシピを書いたって言ってしまえばそれまでだけれど、読みこんでいくうちに、、、いろんなエッセンスが溶け込んでいて、、、楽しいのです。
レシピっていっても、材料 豚肉何グラムとジャガイモ何グラムを炒めて味付けして・・・っていう手順だけではなく、その方のこだわりというか、ここに気をつけると美味しくできる、とか、こまやかな気配りがあってこそこの味が出来上がる!!というのがわかる本です。
例えば、美味しさの決め手となる、小林氏流の基本テクニックのその1は・・・・・
『 にんにくを刻む時は「キューブ形」に切る 』 とあります。
にんにくは切り方や火の入れ方で風味の出方がかなり違うそうなのです。注意を払って、「臭み」ではなく「香ばしさ」や「旨み」を活かすためには・・切り方にポイントがあるらしい。
ただのみじん切りではなく、2ミリ角のキューブにカットすることで、むらなく炒まり、均等に火が入るので、本来のかぐわしい香りを出すことができるそうなのです。
みじん切りは均等なようでいて、実際には一粒一粒が三角や四角、五角だったりして厚みもいろいろでふぞろいになりやすい。それを炒めると、焦げる部分と生焼けの部分がでて火入れがばらばらになり、臭み、苦み、切れ味の悪さを招いてしまう、、というのです。
そこまでこだわって、味の切れ味を追求する世界って、すごいなーと思いました。
日常のご飯作りでは、、そこまでできないけど、ちょっと気をつけてご馳走を作ろう!と思った時にはそんな積み重ねが最後にそうとうな差がついて美味しくなるんだろうな・・・
知っていたら、少しずつ日常も気をつけることができなくもない!
まずは知ることだーーーーー♪
でも、実際2ミリ角のキューブにカットするかといったら、、、浅はかな私は、「ここまで綿密にできるかいな・・・」と思いましたが、、、
『 小さなサイの目に切る作業は、包丁使いが普通にできれば難しいことではありません。こまやかな心遣いがあるかどうかです。』
・・・と続けて書かれてあり・・・・撃沈しました。こまやかなって・・・一番自分に欠陥してるところじゃないか・・・。ふふ。わかってるんですよ。自分でもね。
そうよね、ちょっとしたことだけれど、やるかやらないか、やる気持ちがあるかないか、、、、大きな差となるのですね。
結局、そういう人間の修行に近いところになるのかしら。
何かを追求するっていうのは、そういうことなんでしょうか。
ほら、美味しそうでしょ!
この「マッケローニのボロ二ェーゼ」のポイントは・・・
ひき肉は炒める際はいじりすぎない。
グチャグチャとかき混ぜながら炒めると、水分とともに旨みが流れてカスのようになる。
一粒一粒を「焼く」イメージで。 ・・・とあります。
私も毎度、手をかけることはかき混ぜ続けることだー!と思いこんでいて、チャッチャ♪チャッチャと混ぜてました。いらぬおせっかいだったんだ・・。
料理には皆、理由があって作業してるわけで・・・改めてちゃんと考えようと、思いました。
この本一冊には、小林氏の仕事に対しての信念がきっちりと感じられます。
お菓子のレシピ本もそうですが、その方がどこを目指して作られてるのか、そんな心意気を感じられると、それと同じような料理やお菓子をいつか作れたらいいな、という気持ちと、そういう仕事をしている人ってかっこいいな、自分もそこまでレベルは高くはないけど、目指すところは高くありたいなーと触発される、、、いい刺激を頂けます。
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