2011年11月5日土曜日

父、古希のお祝い

静岡から来ている父がもうすぐ70歳の誕生日で古希を迎えますので、今日は唐津の川魚・摘み草料理の飴源さんでお祝いの会を開きました!
静岡の両親は以前から一度、飴源さんに行ってみたい・・という望みがかなって、すごく嬉しそうでした!
床の間はいつも素敵なお花が生けられ、落ち着いた空間です。
 そしてここから、ご馳走のオンパレードです!
 すっぽんのスープ♪
あっさりしているけれど、すごくコクがある、、、美味しかったです。
 うなぎの湯引き
ポン酢で食べます。身がプリプリして、ポン酢であっさり♪
器も主人の鉢を使ってくださり、いつもありがとうございます!
 あけびの皮の味噌煮
苦みがあって、食感は茄子みたいで、初めて食べましたが大人の味でした。
そしてこんな向う付に入っていると感じがいいですね。
もうひとつ向う付があって、ホウレンソウとキノ子の和えものでした。向う付はなかなか日常家庭では使わないですが、こんなふうに使われているのを見るとやっぱりいいものだなーと思います。
でも、我が家の毎日の食事を思い起こしてみたら・・・肉と野菜の炒めものとスープにご飯、はいおしまい!みたいな食生活では・・・だめですね。もっと器の問題じゃなくって根本から変えないと(T_T)
 鯉の洗いやヤマメとアユの背切り、そして京野菜の大根類など、酢味噌に好みで柚子こしょうを入れて食べます!これがすごく美味しい(●^o^●)
静岡の父も「鯉がこんなに美味しいと思わなかった!」とすごく喜んでいました。
大鉢も漆でついであって、大切に使い込まれていて、いいなぁと思います。
 この蟹の前にヤマメの塩焼きと飴煮も出ました。
塩焼きはお腹に卵があって珍しくてすごく美味しかったです。
 蟹!蟹!!
 蟹も取り皿も素敵です。これぞ唐津焼って感じですよね!
大きな鉢もすごいけれど、こういう取り皿や小皿もすごく素敵なものが多くて、食事が楽しいです。

 うなぎです(*^_^*)美味しかった!としか言えない・・・。
すみません。
焼締の大鉢もいいですね。
 蟹ご飯と蟹汁ともちろん手作りのお漬物。
この蟹汁が入っている器がたっぷりして好きです。
漆の椀に慣れている方も、たまに陶器で汁ものを頂いてみると、気分が変わっていいと思いますよ!そして磁器よりも、こういう土ものの方がより雰囲気がいいと思います。
 デザートは冷たくってとろりとした柿。
そしてあけびと柿。
この黒い鉢も主人のものです。素敵に使ってくださり、いつも感激です!

すべてが美味しくって、幸せでしたが、なによりも嬉しかったのは両親4人と元気でわいわいといっしょに食事ができたことです。
去年は福岡の父、今年は静岡の父、来年は静岡の母、再来年は福岡の母が順々に古希を迎えます。70年生きてくるっていうのは大変なことだと思います。
でも、過去を振り返っても愚痴はこぼさず、明るく話しあう4人の両親達をすごいなーと思って見ていました。
いろんなご縁があって静岡と九州の親族が結びついて、お互いの土地の言葉でわいわいと話しあっていて不思議なものだなーと思いました。
これからも仲良く元気にお互い暮らして、またいつか一緒に食事したいなと思いました。
本当にいい一日となりました!

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