洋ナシではありません。
今日はバラのお話です!
バラの品種をみていると、オールドローズ、イングリッシュローズ、モダンローズなどの仕分けがあることは素人の私にも、おぼろげながらわかってきました。
でも、この区分けってどう分かれてるの?と疑問がわきました。
調べましたー!
ある品種の誕生を境にオールドローズとモダンローズが分かれるそうです。
それが 「ラ フランス」 です!
今日の雨にぬれるラフランス。
時は1867年。この年に発表されたのが、こちらのラフランス。
ハイブリッドティローズの第一号となった記念すべき品種です。
返り咲き(ニ季咲き)性を有した大輪のバラに、四季咲き性を有する中国原産系のバラを交配し、両者の長所を併せ持ったのがこの品種。明治時代には 「天地開」 という名称で日本でも栽培されていたそうです。
ん? んんん? 1867年?!
これは昨日観たばかり!龍馬伝で盛り上がっている、あの、大政奉還の年ではありませんか!!
日本では侍の時代が終わりを告げたこの年、フランスではこのバラが作りだされ発表されたんですねー。なんとも言えぬギャップというか、イメージの違いというか・・・。
でも、どちらにしても激動の時代変化というわけです!!
この1867年以前のバラをオールドローズ。以後のバラをモダンローズというそうです。
では、イングリッシュローズってなに?
調べましたー!
最近、世界に新風を巻き起こしているバラ、イングリッシュローズ。
英国の育種家D.オースチンが優雅な花形や芳しい香りを備えるオールドローズに現代のバラを交雑して作出した、いわばオールドローズタイプのモダンローズで、現在100を越す品種が出回っているそうです。
ちょっとびっくりしました。
一人の人が作りだしたバラの系統が、こんなに主流になっていることに。
そして、坂本龍馬も、ラフランスを作りだした作者も、ひとつの時代を切り開いている。くしくも同じ年に。
龍馬が実現したかった開かれた、身分などの隔たりのない世界、外国に負けない日本、外国との対等な交流・・・。
約140年後の現代は、世界の人が自由にいろんな国のバラを育てることを楽しんでいます。
平和な、平和なようで世界のどこかで戦争のある、でも身の回りは平和な日本。
花がきれいなところでは、みんながいい気分になると思います。
いい気分にならなくても、気分を害することは少ないと思う。
花が自分の咲くべき季節に咲く、そんな自然のことを守ったり手助けしたりして、育てる人も楽しく、花を観る人も楽しくなるのは、素敵な事だと思います。
ラフランスの香りをかいでみてください!
なんか、ふわーんといい香りで、そんな香りをむかーしからたくさんの人たちが愛して育ててきたことを思うと、なんだかいい気分になってきますよ!
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