2013年11月22日金曜日

有田トリップ


今日は午前中、臨時休業頂きまして、有田まで行ってきました。
その途中、すごく目を引く紅葉が美しい場所があったので、吸い寄せられるように山裾に近づきますと・・・
 そこは諏訪神社でした。

 焚火の煙がたゆとう神社
幻想的でした。

 そこには大カエデが!!!
根元から見上げると、なんともいえない景色が! なんてきれいなんだろう。

少し上り坂をあがっていくと

 さっきの大カエデを見降ろせる位置に来れます。
すごく大きな木なんですが、これではわからないですね。
本当に今がピークの美しい時でした。

 すぐ近くには、まだこれから色づくもみじもあり、もうしばらくは楽しめそうです。

 また坂道を下って、神社のほうへ戻っていきますと

 ケヤキとクスの木の大木がまたきれいです。
この大きさはここに来ないとわからないかもしれません。

 大きな大きなクスの木の根元

 見上げると・・・・・

 もう、なんでしょう、言い尽くせない美しさでした!!!

すみません。お店閉めて出かけて、秋を満喫してきました(*^。^*)



今日、有田に行ったのは、ここに行きたかったのです。
 九州陶磁文化館で開催している「古武雄」という企画展です!
日曜日までの開催だったので、終わってしまうまでにいつ行こうかと悩みつつ、今日になってしまいました。
江戸時代、肥前・武雄地域で創出されたかつてない様式美のやきものです。
だいたい17世紀につくられたものがたくさん並んでいました。
緑釉、鉄釉の緑と茶色の二色で彩られた大鉢や壺、甕などが、どっしりとそこにありました。

釉薬のかけ方で変化をつけたものもあれば、化粧土を刷毛で施すときに模様をつけるもの、櫛目模様など、シンプルな技法のなかで、力強く表現されている作品に圧倒されました。

なかには棟方志功さんが以前所蔵されていた大きな松の絵が描かれた大鉢がありました。
志功さんが柳宗悦さんの家でその鉢をはじめて見たとき、柳さんの話も上の空になるほど、この鉢に目を奪われたのだそうです。
本当に大きな鉢に、のびのびと描かれた松の木がすっと立っていて、ああ、これを志功さんが食い入るようにみつめたんだなと思うと、なんとも言えない気分になりました!

今、有田は紅葉真っ盛りでしたよ!
九州陶磁文化館の中庭も、ほら!このとおり!!!
素敵な色合いなのでした。
この「古武雄」の企画展も無料で観覧できます。
ありがたいことこの上ないです。
今回の古武雄の作品も9割は個人蔵のものだそうで、なかなかこうして一堂に会すことはないのだと思われます。
今日、観れてよかったです。
もし興味がある方、いらっしゃいましたら、日曜日までの開催ですので、是非是非お運びください!!!

そして有田の街は、この週末『秋の陶磁器祭り』が開催されています!
今日から始まったようで、街中を器を見ながら散策されている方々が多く見られました。
有田は昔からの古い建物もたくさんあるので、ちいさな路地を歩きながら、そんな風情を楽しむのもまたいい感じです!

0 件のコメント:

コメントを投稿