2013年9月11日水曜日
高村光太郎さんのこと
いやはや、すっかりお気に入りの様子。。。
ウメコ大将、新しいベッドで熟睡です。
あんなに長い間、知らんぷりしたくせに! やっぱり気に入ると思ったよ。
ジャストサイズではありませんか!
撮らんで!!! これは私のプライベートショットよ。(-"-)
ウメコ大将、すみません。
今日は開店前に実家に行きました。
はなちゃん、めちゃ元気でした!
はなちゃん、サンタの母、15歳です!夏の間、体調を崩して、どきどきする感じでしたが、夏を乗り切りました!!!
夏は苦しそうにゼエゼエ聞こえていたのが、今はまったくそんな音も聞こえず、軽やかに小走りさえしています!
夏を、この猛暑を乗り越えたね!!!
すごいよ!はなちゃん!!!
ねこのみいちゃんも相変わらず、ポーカーフェイスで元気でした!
ここ最近、ブックオフに行くのが楽しみになっています。
よく読む季刊誌などのバックナンバーが安く手に入るからです。
これは「クウネル」の2004年3月に出版されたもの。
当時680円だったものが、350円で販売されています。
これを安いというか、高いというか、それはなんとも言い難い。
普通に本屋さんで買えばもっと高いけど、ちょっとくたびれたのが半額近い金額、でも、今、こうして読めるなら、やっぱりありがたいかな。
だって、このなかに掲載されていたのが、松浦弥太郎さんの文章だったから、なおさらです。
松浦さんが岩手の高村山荘を訪ねた手記です。
高村光太郎さん、松浦さんのターニングポイントとなった方なのだそうです。
14歳、ふと出かけたデパートで開催されていた「高村光太郎展」、何に対しても強い懐疑心を抱いていた松浦さんにとって、光太郎さんの言葉や文章、作品は衝撃的だったそうです。
何も信じる気になれなかった彼が変わったのはこの日からなのだそうです。
「最低にして最高の道」 高村光太郎
もう止さう。
ちひさな利慾とちひさな不平と、
ちひさなぐちとちひさな怒りと、
さういふうるさいけちなものは、
ああ、きれいにもう止さう。
わたくし事のいざこざに
この世を地獄と住むのは止さう。
こそこそと裏から裏へ
うす汚い企みをやるのは止さう。
この世の抜駆けはもう止さう。
さういう事はともかく忘れて
みんなと一緒に大きく生きよう。
見えもかけ値もない裸のこころで
らくらくと、のびのびと、
あの空を仰いでわれらは生きよう。
泣くも笑ふもみんなと一緒に
最低にして最高の道をゆかう。
14歳の松浦さんが出会ったこの詩は、今も彼を支えるものとなっており、そして、いつか訪れたいと思っていた花巻の山小屋、高村光太郎さんが7年間、独居自炊を過ごした暮しの場を訪ねたときの記事がこのクウネルに掲載されていたのです。
これは読んでよかった。
高村さんがこの土地の子供たちを大切に思ったこと、そして、残した言葉、すごくよかったです。
例えば、「心はいつでも新しく、毎日何かを発見する。」 こんな言葉を子供たちに残されたそうです。
私も図書館に行って、高村さんの本を読もうと思いました。
14歳だった松浦さんが、その当時そこまで人生に絶望というか、いい事を思えなくなっていたという事も私にはすごいことだなと思えるし、高村さんの世界に出会って、生きていることが初めていとおしいと思えた・・・ということに、自分の尺度にはまったくないものを感じました。
やっぱり違うなあ!
もっと私も自分を見つめなおさねば。。。と、反省してるようにみせかけて、なんにも行動しないのが私なんですけどね^_^;
ちょっと気持ちを切り替えようかな!とちらりと思っています。これ、ほんと!(*^_^*)
今日の庭
父が剪定して、薔薇がすっきりしていました。
Т松さん、クリスマスローズの肥料は10月くらいとか、もっと涼しくなってからするそうです!
すみません!業務連絡でした!(●^o^●)
これからのお楽しみ
これ、「からし」といって、福ふくの里で売っていました。
一袋だけ、ぽつりと。
おっ!と思って手にとって買ってしまいました。
これであれをつくってみたいと思っています。
あれって、あれです。粒マスタードです!!!
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