ぎゃらり浮嶽: MＵＫＡさんの世界

今日は、朝からめっちゃ寒い。
子供たちが登校するときはそんなに降っていなかった雪も、9時くらいからサラサラとサラサラと降ってきて・・・

浮嶽も白ーく霞んで・・・

地表も白くなってきました。ん？これは久々の積もる系・・・？！

でも、私には、行きたいところがある。
友達のAさんと行こう！と言っているところがある！

それは、この本にも紹介されている、表紙のバッグを作られている志摩にあるМＵＫＡさんという、ところなのです。
この本はariya。
「ひとりひとりの存在は小さいけれど、みんなで助け合い、支えあえば、誰もがきっと幸せに生きていけるはず。地に足をつけ、蟻の目線でゆっくり歩いて行きたい。」そんな思いをこめて作られた本です。
「福祉施設で作られている製品の良さをたくさんの人に知ってもらい、それを買ってもらうことで、障害者の雇用促進と自立支援を目指しています」・・・そういうことを考えられて作られている本です。

是非、、書店で見かけられましたら、お手に取り、じっくり見てください！
きっとなにか心にとまることが書かれているのではないか・・・と私も、友達のAさんも思うのであります！！

福吉を出発したときは、、、大丈夫かな・・・と思われるような吹雪の道・・・。でも、だんだん進むうちに海沿いの道はひとかたの雪もなく、だんだん空は青く晴れたところが広がってきたのでした！！
私たち、日頃の行いが良すぎ？！

МＵＫＡさんはとっても素敵な建物でした♪

建物の前にある色んなかたちのベンチたち・・・とっても素敵でした。
そして、中に働いていた方々が、、、またまた素敵な方々でした！！！
社会福祉法人　香月福祉会　МＵＫＡ
糸島市志摩久家にあります、障害福祉サービス（多機能型）事業所です。

てづくりの・・・バッグの数々・・・どれも素敵で困ります！

刺し子してある布巾もかわいいなー。
丁寧に丁寧に、仕上げられています。もう、これは使えないよっ！<(｀^´)>♡　かわいすぎて！！
付近のその上にあるカゴに入っているのが・・・

ひとつひとつ、チクチクと作られたコロコロです。
ちょっと、、、かわいいでしょう！　この何ともいえない無垢なコロコロの集合はたまりません！！
今日は売れてしまって見る事はできませんでしたが、このコロコロをたくさんつけたバッグがありまして、それはariyaにも紹介されてますが、それはものすごく素敵なバッグです。

木工の作品もたくさんあります。
これはスプーン（1000円）と干支の辰です。どちらも人気商品です！

猫とか、燕とか、かわいいオブジェもありますよ！どれも優しい気持ちが伝わるようです。
実はこの燕、うちにも一年ほど前から、うちの居間にいるんですよ！ふふ！

バターナイフは一本800円です！その右側の枝のボールペンは所長さんのこだわりの逸品です。そしてこだわりの価格、一本200円だそうです。
手がかかってないから安いのではなく、これはいいものをきちんと作っている、ここの方々のプライドのあらわれです。
こちらМUKAさんの信念、障害者のみんなが作ったものだからどう、ということではなく、いいものをつくって、その相応の価格をつけて運営していく。それが、つくっているみんなの働く意欲になったり、楽しみになったり、励みになったり、、そんなふうに高まっていく仕事が続いていくように、私もその動きの、ひとつの力になれたらなーと思いました。

だから、思い切ってお願いしてみました。

「うちのお店に、МUKAさんの作品を置かせてください！！！」　ドキドキでした。

こちらは、友達のAさんの買ったバッグです。3500円って、、ありがたすぎる価格です。

刺繍がね、素敵なんです。やすこさんがちくちくと作ったものです。

ね！色合いも、そのふくらんだたっぷりとした雰囲気もきれいでやさしいのです。
こちらのバッグは、すごいんですよ！
まず、生地を染めるところから始まります。
そして、このバッグの生地はキルティング加工されてるんですが、これが手作業です。
ガーゼのような柔らかい綿の生地に中綿の薄い生地を重ねて、細い糸で刺し子のように縫ってあります。バッグの内側もきちんとポケットがあったり、中の処理がきちんとされているので、このバッグ、少々洗ったりしても、びくともしないと思います。作りっぱなしの大量生産のものではないのです。