2012年2月11日土曜日

すっきり青空

ここしばらく、すっきりしないお天気が続いていたので、こんな青空・・・忘れてました。
 青空に紅梅。

 イヌノフグリ!

図書館から借りていたのを、ちょっと忘れてた・・・。

「英語にあきたら多言語を!」

この本はトニー・ラズロ氏が書かれています。
そして挿絵は奥さまである小栗左多里さんが描かれています。
小栗さんの「ダーリンは外国人」という本の方が皆さんご存知かもしれませんね!
私もまだ読んだことはありませんが、いつか読みたーい!と思っています。

トニー氏はハンガリー人の父とイタリア人の母の間に生まれ、米国に育つ。自他共に認める語学好きな方。
図書館の新刊図書の棚にあって、あらっ?多言語?何かしら~?くらいの感じで借りてきました。
だって、私は中学から習った英語もままならない・・・「英語にあきたら・・」なんて口が裂けても言えない状態の人間ですが、自分にない感覚、英語に飽きるって、、どんな状況なんだろう?という好奇心だけで借りてきました。
でも、いままでは一緒に借りてきた料理本と佐野洋子さんの本ばかりに熱中して 、すっかりこの本の存在を忘れてました(>_<)
読み始めたら・・・案外面白いわ!
私には難しいかなーと思いましたが、トニーさんの心のつぶやきがなんだかおもしろい。
トニーさんにとっての母語は英語。奥さんが日本人なので日本語は第二言語。ドイツ語は子供の頃、学校で習ったけど、授業の内容はほとんど覚えておらず叩き込まれた基礎が少々残っているのみ・・という。イタリア人の母を持つ彼、イタリア語も近しい間柄。
いろんな言語に親しんでいる彼。でも、英語以外の言語はなぜかしっくりこない様子。しっくりこない、といってもレベルが違うんだと思いますが(*^_^*)

そんな彼がクラリネットを12歳の時に習い始め、それをきっかけにギター、フル―ト、ドラム・・・つぎつぎ凝りだし、次に先輩から勧められてやりだしたのがピアノ。
ピアノに1年くらい没頭してのめり込んだら・・・・・不思議な事にギターとフルートの演奏レベルが上がったことに気がついたそうです。普通、練習してなかったら下手になるはず。なのにむしろ確実な進歩があった・・・そうなのです。
これはなぜか? ピアノを通じて「音楽がみえたから」だと思う、、、と彼は言っています。
これを言語に置き換えて、ピアノのような、言語における、すでに勉強してきた言語のレベルをあげてもらえるような魔法の「楽器」はあるのか???・・・というのを追い求めていく内容の本のように、、、今まで読んだ所によると、思われます。
まだ、読み始めたばかりなので、、、ここまでしかご紹介できません。すみません。

エスペラントって知ってますか?
あらゆる民族の言葉や文化を尊重し、それぞれの言語や文化の橋渡しの役目を果たすことを目的に、1887年、ポーランドの眼科医ザメンホフが考案した人工言語です。

人工言語・・・知らなかった。そんなものがあるんですね。
トニーさん、それにものめり込みました。
過去の人物にもエスペラントに魅せられて勉強した人がたくさんいるそうです。作家のトルストイ、映画製作の先駆者リュミエール兄弟、日本では新渡戸稲造、宮沢賢治なども含まれるそうです。

今まで全く知らなかったことを知ることができるって、おもしろいです。
自分の狭さを痛感することにもなりますが、、、まだまだ知らないことがたくさんあるのだと思うと、これでもう自分はいっぱいいっぱい・・と思っていた境が広がるような気もします。
自分はここまで、っていう限界を作るのは自分自身なんですよね。
うーん、前向きに頑張っていきたいものです。

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