ぎゃらり浮嶽: 二丈トリップ♪

二丈って、、自分が住んでいる町ですけど、少し車で走っただけで風景が変わって、季節も違うとまた別のところみたいに感じて・・・楽しみがたくさんあります。
今日はいろんな用事もあったのでカメラを携え、旅気分満喫してきました。

まずは午前中・・・
一貴山（いきさんと読みます）にあります龍国禅寺さんに伺いました。

境内の脇をたぶん山から流れる水の水路が通っていて、最後はお寺の石垣の途中に流れてくるようになっています。それがなんとも自然で素敵なのでした。写真ではわかりにくいですけど・・・

山門の入口の脇に水が流れて溜まる石の水盤があります。

そこに入っていた柿の葉がすごくきれいでした。

龍国時さんに来たのは三度目くらいですが、いつもこの門をくぐるとき緊張してどきどきします。なんとなく気持ちが引き締まるというか・・・いい緊張感があるんです。空気が凛としていて、それでいてほっとするような、そんなイメージがあります。

きれいに掃き清められた庭の先には御本堂があります。

龍の彫り物がすごいです。

大きな槇の木がお寺を守るように何本もあります。いったい樹齢何年くらいなのか・・・。

パリッと晴れたいいお天気。

一番はじの彫り物は象ですね。こちらもだいぶん古い建物だと思います。

今日、こちらに伺ったのは、この本を譲って頂きにきたのです。
「まだ、まにあうのなら」　著者　甘蔗珠恵子さん、龍国時のご住職の奥さまです。
チェルノブイリの原発事故があって、その後どうなっていったのか、放射能による汚染がどんなものなのか、ご自身の思われたことが書かれてあります。
私も読んで、何ともいえない気持ちになり、これは静岡の母も読みたいかな、と送ったところ、「友達にも差し上げたいから送ってほしい」と言われ、今日に至ります。
現在、うちのお店でも販売しております。一冊３１５円です。