ぎゃらり浮嶽: 時間は止まらない

毎日、テレビを見て、東北・関東地方に余震が何度もあって、原発の状態を見守って、、、何が自分にできることなのか、いろいろ考える日々。
役場で義援金を送ったけれど、家でも節電しているけれど、あまりにも被災地の状況が大変で、なんにも手助けできていない・・・と思ってしまいます。

でも、ここで私たちが考えなければならないこと。

自分の身の回りの生活を落ち着かせ、無意味な買いだめに走らず、今の混乱の、なにが問題になっているかを考えること。

あまりにも電気や化石燃料に頼り過ぎている、今の生活。
今一度、振り返り、考え直すときが来たのだと思います。
ガソリンがない、ない、と今、あわてふためいているけれど、あと何十年かしたら、枯渇するものです。
電気が足りないと節電に努めているけれど、その電気を大量に作っている原発がこういうことになると、どういうことになるのか・・・なってみてわかることがたくさんありました。
出荷制限されるホウレンソウや原乳や、町ごと避難する人々や・・・。

本当に根っこから生活を考えなおさなくては・・・。
みんながそう思えば、少しずつ変わってくるはずだと思います。
あまりにも今の便利な生活に慣れ過ぎて、何をどうしたらいいのかわかりません。実際。
だけど、なにか変えていかなくては。
無理と思ってしまったら、話は始まらない。
発想の転換。
けっこう今これが普通！と思われてることも、ちょっとした意識が変われば『普通』と言われる事の基準も変わってくると思います。
固定観念にとらわれないこと。やわらかく物事をとらえること。
自分にできること、なんなのだろう・・・。ますます悩みます。
私が悩んでいても、時間は止まらない。
どんどん時は流れ、草や木の芽は顔を出し、花も次から次へと顔を出します。
人間が地震・津波などの自然現象のなか右往左往しているのを、植物はどんな心持でみているのでしょうか。