2010年8月25日水曜日

ぶたぶたくんのおかいもの


すごく好きになったこの一冊。「ぶたぶたくんのおかいもの」

題名の通り、ぶたぶたくんが一人で買い物を頼まれて実行する話。途中カラスやクマの友達と合流しながら、パンや、八百屋、お菓子やをめぐります。なかでもこのパンやさん!!私も行きたい!

ぱんやのおじさんは にこにこおじさん。
にこにこして、「ぶたぶたくん、きょうはひとりでおつかいかい? かんしん かんしん」とほめてくれました。
ほんとうにかんしんしたように もういちど「かんしん かんしん」といって、「かんしんだから、いちばんの かおつきぱんのじょうとうぱんをあげよう」と かおつきぱんのじょうとうを かごにいれてくれました。

このパン!ちょっとあやしげなもの好きな私のこころ、わしづかみです。

どんな方が書かれたんだろう、と作者紹介をみてみると、

土方久功 ひじかた.ひさかつ(1900-1977)

東京生まれ。1924年、東京美術学校彫刻科卒業。1929年に南洋パラオ島へ渡り、さらに1931年にヤップ離島のサトワヌ島へ渡って、原住民と生活を共にしながら、彫刻の制作と島の民族学的な研究を行った。

とありました。そうか、そうなんだ・・・。
この本は1970年に出版されています。と、言うことは、70歳のときの仕事なんでしょうか。
素敵だなーと思います。

このページのあと、ぶたぶたくんのかいものかごの中からチラチラとかおつきぱんがのぞいています。これがまたおもしろい。
面白かったと言えば、このページの写真を撮る時、デジカメの人の顔を感知してとらえるマークがこのかおつきぱんの上に出てきて、笑ってしまって何度も撮りなおしました。デジカメ、good job!

今日は娘のお友達が絵本を読みにきてくれました!







 

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